虫問題以前の問題

わたしはジャングルに住んでいます。
わたしの家はジャングルです。

観葉植物が大好きだけれど育てる才能がないのかすぐに駄目にしてしまう。

「植物のある生活」みたいな本に書いてある育てやすさ評価みたいなのを全く無視して、わたしのお気に入りの植物ほど上手く育ってくれない。
若干妥協で置いているちょっとどうでもいいやつに限って順調にぐんぐん成長。
死んでしまった(ように見えた)お気に入りをベランダに出し、そのうち片付けなきゃと思いつつひと夏を越えた頃、ふとみたら元気によみがえっていたりする。
え、暑いのダメなはずなのに?(記録的な猛暑)
え、水分ダメなはずなのに?(連日のゲリラ豪雨)
え、そもそも死…。

愛情過多、が、いけないのかもしれない。
手を掛ければ掛けるほど相手もそれに応えてくれるとは限らず、それが負担となることがあるらしい。
強くなるためには多少過酷な環境におくことも必要なのかもしれない。

なるほどそうかー、完全に理解した。わかっちゃった。
そう思ったわたしは可愛い子にほど手をかけたい衝動を抑えて手を抜くことを覚えた。
見ない見ない、知らんぷり知らんぷり。

わたしはジャングルに住んでいます。
わたしの家はジャングルです。

というのはわたしの長年の夢でいつか大好きな植物たちにワサワサと囲まれて暮らしたいのだけれど、とても実現しそうにないなと泣きたくなるのは、手を抜きすぎた結果として水やりをあまりにもおろそかにして愛しの植物たちを回復不可能と思われるほどに枯らしてしまったから。
なんてこと!
待って待ってー!!
鉢を抱えて浴室に直行し、シャワーで水やりしてからゴミ袋を被せ応急処置をする。

もういい加減解放してあげるべきなのだろうか。
それともめげずに育て続けるのか、わたし。

あぁ、足を濡らすシャワーの水が、冷たいったら。